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このイコンは、中央のキリストとその右の神の母のイコンとともに、ディエシスの一部であったに違いない。

悲劇的な預言者の禁欲と苦悩は、古代の芸術の最後の段階において、最も強烈な方法で描かれている。このシーンの照明は、聖人が非物質化し、神との合一の後、純粋な光に変化しているように見えるもので、光の壮大なディスプレイとなっている。ヨハネは神秘的な光の前に幻影として現れ、正教会の基本教義である人間の神化(テオーシス)の象徴となった。


24,7 x 19 cm
14世紀後半
テンペラ

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