この香炉は、16世紀南東ヨーロッパのゴシック金銀細工師が好んだ建築的な形態で装飾されている。蓋は、教会を思わせる複雑な形が2段に配置され、尖った先端に向かって収束している。対照的に、シンプルで浅い香炉は、多角形の支柱の上に置かれ、スラヴ語で献辞が刻まれている以外は装飾が施されていない。この品物は、モルダヴィア総督アレクサンドル・ラプシュネアヌの未亡人ロクサンドラが、シナイのプロドロモス礼拝堂に寄贈したものである。香炉と棺は通常、典礼儀式で一緒に使用される。
この香炉は、16世紀南東ヨーロッパのゴシック金銀細工師が好んだ建築的な形態で装飾されている。蓋は、教会を思わせる複雑な形が2段に配置され、尖った先端に向かって収束している。対照的に、シンプルで浅い香炉は、多角形の支柱の上に置かれ、スラヴ語で献辞が刻まれている以外は装飾が施されていない。この品物は、モルダヴィア総督アレクサンドル・ラプシュネアヌの未亡人ロクサンドラが、シナイのプロドロモス礼拝堂に寄贈したものである。香炉と棺は通常、典礼儀式で一緒に使用される。