エナメル彩の技法は、17世紀前半にフランスで完成された。コンスタンチノポリの工房で最初にエナメル彩の再現が試みられたのは、17世紀半ばのことである。この修道院長アタナシオスの牧杖は、18世紀初頭にこの技法が応用された見本である。杖の象牙の冠には、小さな金のタイルと貴石が重ねられ、不透明な白いエナメルで覆われた銅の棒で支えられており、色エナメルで繊細な花模様が装飾されている。
エナメル彩の技法は、17世紀前半にフランスで完成された。コンスタンチノポリの工房で最初にエナメル彩の再現が試みられたのは、17世紀半ばのことである。この修道院長アタナシオスの牧杖は、18世紀初頭にこの技法が応用された見本である。杖の象牙の冠には、小さな金のタイルと貴石が重ねられ、不透明な白いエナメルで覆われた銅の棒で支えられており、色エナメルで繊細な花模様が装飾されている。